★第ニ回養育費請求調停
元夫の都合により2ヶ月も延長された養育費請求調停。第一回養育費請求調停は仕事の都合で欠席されました。私のみの主張。
(仕事休みだったのに嘘つかれました…)
なんだかんだで離婚してから半年が経ちますが未だに調停は進まず、仕事のせいにして来ないので(上司に確認したところ休みと言うことが判明😒)
痺れを切らした裁判官が日にちを決めて強制的に呼び出してくれました。
彼、来ました。
これるやん。
最初から来て。
おさらい
一月に離婚成立。養育費は未だゼロ
私の希望
算定表通り支払って欲しい
20歳まで
大学進学時は大卒まで
相手の希望
二人目の養育費は払わない
18歳まで
大学進学するかどうかはその時のお互いの年収で決める
まず、裁判所の待合室に入って目に入ったのが
調停時間“最大25分まで”
という張り紙!
毎回相手方は1時間半以上話していたので、こりゃいいわーと思いつつ。
久しぶりの調停で緊張…。
今日は相手方から開始。張り紙の甲斐あってか40分で終了。(にしても遅い)
男性調停委員「大変お待たせしました…相手方はですね、この三点をずっと繰り返し言うんです。どうしても許せないことらしいですが1、離婚すると言って勝手に家を出て行った。2、二人目は勝手に産んだのだから養育費を払う必要がない。3、二人目の名前を勝手に一人で決めた。と。」
(勝手に産んだとか言ってるのに名前を決められるのは嫌だったの?名付けたかったの?)
女性調停委員「私はね、つい頭に来てしまって。勝手に産んだ?!と大きめの声で聞いたんです。そしたら“いや、産むか産まないか相談したかったのに妻は話し合いすらしなかったというか…”とブツブツ何かおっしゃっていたので、産むか産まないか相談??それって相談する事ですか?!まるみさんは産むと言っているのに産まない選択をさせようとしたのですか?勝手に産んだって…子供は一人ではできませんよ!?と思わず言ってしまいました。」
目を潤わせて話してくださり私も泣きそうになりました。
男性「まるみさんは今働いていないです?相手方は“働く能力があるのに働かないから支払わない。子供は2人で養うものだ。なぜ私だけが働いて養わなければならないのか。”と何度も仰っていました。」
私「働いていません。でも働くための一歩として家を出ました。3人で暮らしてます。働けるものなら働きたいです。」
男性「実家から通ってはいけなかったのですか?」
私「2人とも夜泣きが酷いのですが、家族が寝不足のまま出勤していて物凄く申し訳なかったのと、引越しして子供たちが環境の変化に戸惑っても私が無職の状態の今ならずっと寄り添えるからです。大きくなってから家を出る手も考えましたが小学校など転校させるのも可哀想かなと思いまして…」
女性「今コロナで就職先もなかなか見つからないですしね。保育所も待機児童が多いのではないです?」
私「11月にならないと待機児童の人数は分からないみたいです。」(田舎なのでホームページにも記載されてませんし聞いても答えてもらえません)
男性「また相手方がですね、“収入が下がる見込みしかないので源泉徴収票がでてからにしてくれ”って…😅」
女性「源泉徴収票って…いつの話よ。(確か来年の一月?)
“それまで待てって言うんですか?もう半年もまるみさんは養育費を貰ってないんですよ?生活できませんよね?”と伝えましたが伝わりませんね。
“下がる見込みしかないって言ってますけど、上がったらその分養育費も上げてくれるんでしょうね?”と聞いたら“いやそれは無理です”って仰るんですよ😅」
私「コロナの影響とか、下がる見込みしかないとか言ってますけど…叔父の友人が相手方の会社の上層部で、直属の上司とも繋がっているのですが…コロナの影響は全くないそうです。そして給与も上がる見込みしかないそうです。定年を50に設定して若い社員に十分な給与が渡るようになってると聞きました。」
男性「まあ〜相手方は要するに働いてほしいだけだと思いますね。僕は相手方の気持ちがさっぱり分かりませんが😂今生活どうしてるんですか?親にサポートしてもらってるんですか?」
私「コロナの給付金です。今こうやって生きていけてますけどなかったらどうなっていたか…一度相手方に連絡したんです。暫定でいくらでもいいから、額は決めてもらっていいから、少しでも支払ってもらえないでしょうかと。」
男性「えっ?!?!連絡したんですか?!それで?!」
私「やるべきことをやっていない人には支払えないという様な返事が来ました。」
男性「はあ…。そうですか。少しでもいいからと言ったのに、それでもですか。はあ〜」
お爺ちゃん弁護士「もう養育費の調停は半年も経ってるのよ?生活できないよ。早く審判に移行してよ。」
男性「そうですよね。そうしましょう。お互いの言い分の差が大きすぎて解決しません。裁判官にお伺いしてきます。」
1回目終了。
再度相手方35分間の調停終了。
男性「裁判官がかなり心配してます。無収入なのに半年間も養育費が支払われておらず生活が苦しいでしょうと。なので今日、審判してくださるそうです。」
なんと!
最短でもあと2ヶ月は調停継続だと思っていたので本当に驚きました。
男性「ですが…今日終わらせたいならもう交互に話を聞くことは難しいです。もし交互がいいのであればまた後日となります。
今日終わらせたいということでしたら法廷に同席ということになります。
相手方と会うのは恐ろしいかもしれませんが…どういたしましょう?」
同席?!?!
一気に血の気がひいていく…
同席したくないならまた翌月になる…。
きっと相手方はまた仕事を理由に来ないだろう。
「はい。同席します…」
調停委員「ではこれにて調停は不成立ということで終結します。」
⬇︎
審判へ移行
30分待機して裁判官が来室。
裁判官「養育費において希望はありますか?」
私「算定表に従った額で20歳までの支払いを希望します。」
深く頷く裁判官。
裁判官「現在働いてない理由も法廷で質問させて頂くことになると思うのでよろしくお願いします😊」
40分待たされ、法廷へ。
裁判官と書記官が着席していました。
裁判官「相手方がですね、審判はしたくない。来年まで調停を継続してくれとなかなか応じて貰えなくて時間がかかってしまいました。半年間も養育費を払わないなんて、裁判所としてもそれは許されないので。と伝えました。」
同じ建物でしたがテレビで見るようなこんな感じ。
並びはこう。
(相手は弁護士つけてない)
そして相手方登場
こわいこわいこわい動悸が止まらない
うつむいていたら絶対こちらを見てくる。勢いに負けてしまう。と思ったので、
負けてたまるか!!!
と相手方が着席するまでジーーーっと見ました。相手はそれに気付きうつむきました。
怯んだらおしまいだと自分に言い聞かせていましたね。
一年半ぶりに見た相手方はクマがひどく暗い。やつれてました。
(同じく相手方も私のことそう思っているだろうな。体重10キロ以上落ちた)
裁判官「まるみさんは無職ということですが働く目処は立っていますか」
私「子供たちの夜泣きで毎日2時間ほどしか眠れていません。子供たち次第なので目処は立っていません。働く意思はあります。働けるものならすぐにでも働きたいです。」
裁判官を介して話さなければいけないのに、相手方がモラモードに入っていきます…
相手方「親に預けたらどうですか?親に預けて働いてください」
裁判官「話聞いてました?まるみさんは夜間2時間しか眠れてないから体力的にも厳しいという話でしたよね?話が噛み合ってません。」
(裁判官ありがとう…!)
相手方「その2時間しか眠れないって毎日なんですか?」
私「毎日です。三時間眠れたら、よく寝れたなという感じです。下の子が寝て、上の子がやっと寝たら下の子が起きて、やっと寝たら上の子が起きての繰り返しです。」
相手方「11月に就職するって話は本当ですか?」
私「???11月にならないと保育園の空き状況は分からないということは調停委員に伝えました。」
相手方「11月になったらまた連絡して応募するってことでいいですか?」
私「いえ、だから、子供の夜泣き次第です。」
裁判官「養育費は算定表通り支払ってほしいほかに、何か意見はありますか?」
私「以前の主張通りで特にないです」
裁判官「相手方さんは?」
相手方「まず、奨学金を支払っているので減額して頂きたい。子供2人を私だけで養うのは厳しい。生活がとても厳しいです。」
(よく無職で独身時代の残り貯金で子供2人育ててる私の前で言ったな?生活が厳しいってどう考えてもこっちだろ)
裁判官「今ご実家ですよね?」
相手方「はい。ですが親には生活費を支払っているので実質一人暮らしです。」
裁判官「まるみさんは家を出られたそうですがいつ出ましたか?親のサポートは受けていますか?」
私「5月中旬です。体調悪い時は助けてもらっています。」
またしても裁判官の問いかけを待たず話し込んでくる相手方。
相手方「引っ越ししたこと知らないんですが。」
私は裁判官に、「調停委員には伝えています」と伝えました。
相手方「前回の調停で決まりましたよね?引っ越したら連絡すべきだと。私の耳に入っていないんだから言ってないのと同じでは?」
相手方は真っ直ぐ私を見て早口で責め、つい相手のペースに呑まれ昔の自分が出てしまい
「まあそうですね…」と頷いてしまいました…
裁判官は相手方に対し、「勝手に話さないでもらっていいですか?私が聞いたら答えるようなかたちでって言いましたよね?勝手に1人で話を進めないでください。それに引っ越したら連絡すべきだとは調停調書には記載されてませんから。」
(めちゃくちゃ怒ってました)
相手方は珍しく黙りました。
裁判官「まるみさんが実家を出たのはなぜこのタイミングですか?」
私「家族が寝不足で出勤していて迷惑をかけていたので…。それに引っ越すと子供たちが環境の変化に戸惑うのに、私が働いていたら寄り添えないですよね。私が無職のうちなら寄り添えるので今だと思い引っ越しました。」
裁判官「相手方さんは何かほかに聞きたいことはありませんか」
相手方「働いたら教えてもらえるのか不安でたまらないです」
皆ポカーーーン。
(何言ってんの?この人)
裁判官「連絡しますよね?」
私「もちろんです。働いたら即連絡します。」
相手方「いや信頼ならないです」
シーーーン。
裁判官「まるみさんは連絡すると仰ってるので…。他はなにかありますか?」
相手方「働き出したらまた算定のし直しがあるじゃないですか?その時また調停となるとお互い負担なので調停はやめませんか?とまるみさんに聞いてください。」
裁判官「どうですか?」
私「調停をやって一年半が経ちましたけど、第三者がいてこの状態ですからね…?話し合いで解決するとは到底思えないのですが…😅」
相手方「あのですよ?裁判官にお願いがあるのですが。算定表の算出法をご教示いただきたい。養育費の算定法が改正されてからというもの新しい算出方法が載ってないんですよ!公開されてないんです!係数など算出法をご教示願います」
もう…なんでしょう、
裁判官より知ってます!という感じでいつもの、人を見下すモードに入りきっていて。
ドヤ!!感がすごかったです。ペラペラと早口で。
一同無言
もう、完全に、何を言ってるんだ?といった空気。
時間が止まりましたね。
裁判官「ー…こうかんぶつを見ればいいのでは?」
(ごめんなさい漢字がわかりません)
相手方「こ、こ、こうかんぶつ?ですか?ネットで見れるんですか」
(知らない単語に急に弱気になる相手方)
裁判官「その、算出法について私はあなたのご期待に添えられるかわかりません。」
相手方「ご教示お願いします。」
裁判官「期待に添えられるかわかりませんが。(二回言ったw)では他に意見はないですか。」
私「ありません」
相手方「ありません」
これにて審判終了。
裁判官「判決は来月末に郵送します。」
終わった…!!!!!
これでもう裁判所に行くこともない!
やった!やったーーー!!!
離婚調停と養育費請求調停で一年半!!
ようやく幕を閉じました!!!
授乳が必要な2人目だけ連れて毎回調停に出席してたのですがこの日は天気が悪く偏頭痛がひどくて初めて子供を預けて行ったんですよ。
それが大正解
2人目の中絶を勧めた奴に絶対見せてあげるもんか!と思ってたので…
法廷で対面するなんて思いもしなかったので、預けてきて本当によかった!!!
そして、
まだまだこれからも調停継続だと思って行ったのにその日に急遽審判してくれるなんて思いもしませんでしたね。
皆さんに感謝。
一応書いておきますが、法廷で対面したくなければしなくていいそうです。
ただ、お互い順番に聞いていくので時間がかかるみたいです。長引かせたくない時は対面した方がスムーズだとは思います。精神的にはすごいダメージですけどね…。
そして面会について何も記載がないのは、相手方が拒否しているからです。
ちょっと余談なんですが
調停が始まった頃から
調停が成立した翌日、熱には気をつけてくださいね。
とフォロワーさんから沢山のDMを頂いたんですよね。30件くらいかな?
調停が終結した翌日、39.7度熱が出ました。
もう、びっくり。
わたしは風邪ひいたら絶対喉が痛くなるのですが風邪症状なしで(味覚嗅覚もばっちりです!)ただただ高熱だけ。
皆さんもご注意を!
1日で熱は下がりました😊ご心配なく。
さて、判決が楽しみです。
養育費の額はどうなるのやら…
何歳までの支払いなのか。
また審判書が届いたらすぐ更新します😊
こんなに長いのに読んでいただいてありがとうございます。
度々応援メッセージや、読んで勉強になったなどのメッセージを頂いて本当に書いてよかったと思います😢
これからも離婚、調停経験者として伝えられることは伝えていきたいです。
皆さんが応援してくださったから調停も頑張れたので…本当に感謝しています。ありがとうございます🙇♂️