離婚までの道のり

離婚までに必要な手続きや調停に関して。

養育費の未払金回収 2020.4.1〜法改正

 

 

2020年4月より法改正されたことは、離婚した界隈では有名な話だと思うのですが…

調べてみた方も沢山いらっしゃると思いますが、なんだか難しい言葉で頭に入りづらいですよね💧理解するのに時間がかかりました。

だから、結局のところどうなったのよ😭簡単に説明してー!と私は感じたので、

 

頭の悪い私だからこそ、難しい言葉でよくわからない!といった人にわかりやすく伝えられるのではないかなと思いまとめてみました。

 

 

今までは

養育費の未払い金を回収する為には様々な申立→相手の住所、勤務先、財産などを調べる→差し押さえ

そのため申立や弁護士をつけることや財産を調べる為にお金や時間がかかることで泣き寝入りする人が多かった様に感じます。

法改正後は

自力で勤務先や財産などを調べる手間がなくなります!!(裁判所がやってくれる)

転職していても相手の現在の勤務先がわかります。

更に…勤務先の給与から天引きも可能!

しかも相手方の承諾は不要!

 

今までは

未払いで財産の開示をしなかったり嘘をついたりしていても前科はつきませんでした。

法改正後は

財産開示に応じないと前科がつくようになりました。

 

今までは

財産開示で相手方が嘘をついていても嘘は見抜けませんでした。つまり自己申告でそれが通っていたんですね。

法改正後は

嘘をつくと見破ることができるようになりました。(裁判所が調査できる範囲が広がった)

 

今までは

相手方の銀行口座の情報も、弁護士を通して照会をかけてもらったりして調べる必要がありました。

改正後は

調停調書または「未払いの場合差し押さえる」などの文言のある公正証書があればすぐに相手方の口座情報を知ることができます。

 

 

ただし、調停離婚ではなく協議離婚した場合は

「未払いの場合は差し押さえる」などの文言のある公正証書が必要です。

 

必ず「養育費を○ヶ月支払わなかった場合は差し押さえる」などの文言を記載する様にして下さい。

 

記載してる公正証書もあるのに、もう離婚して数年経ったよ。もう無理だよね?

という方!

公正証書なら5年前まで遡って請求できます。調停調書だと10年前まで遡れます。

 

以前よりだいぶ簡単に請求できるようになりました。支払ってもらっていない方はぜひ回収してください。子供の権利です。

 

ちなみに4月から養育費の算定表も改訂されて1〜2万増額したので前より少し多くなってます。

相手方に関わるのは恐ろしく、精神的にも苦痛ですよね…。相手が住所を探って家に来るのではないか?とか、不安が沢山ありますよね。

 

相手方に住所を知られてない方はバレる前に住民票の閲覧制限をかけてからが安心できるかもしれませんね。私も転居予定なので閲覧制限をかけるつもりです。警察署でできます。

 

逃げ得なんて許さない!

 

1人でも多く未払い金を回収できますように。